無限のエネルギーと、ゴミゼロ。
ユパ・ハンブンソーン
Yupa Hanboonsong
コンケン大学准教授 昆虫学
コンケン大学にて、バイオ資源としての昆虫利用と経済昆虫学を研究。FAO(国連食料農業機関)と共に先住民族の食品に関する技術コンサルタントを兼務。タイ、ラオスの昆虫食についての共著書『Six-legged livestock: Edible Insect farming, collecting and marketing in Thailand』がある。
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これは幼虫です！気持ち悪いですか？私は昆虫学が専門です。昆虫は美味しく食べられるだけでなく、エネルギーになるとも考えています。これはアメリカミズアブの幼虫で残飯などの食料廃棄物や食品生産行程で出る動物性の不要物など、貪欲に食べて早く太ります。またこの幼虫は美味しく（笑）食べられるだけでなく、太ったオイルを抽出してバイオディーゼルとしても利用できると研究が進められています。食べて良し、燃料としても良し、昆虫は非常に大切な存在なのです！
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今回は昆虫「食」についてですね。機会があれば食べて見てください！この料理は昆虫で作られています。信じられないでしょう。こんなに美味しそうだったら、食べたくないですか？ これはコオロギケーキという、タイの北東部の伝統的な料理からヒントを得たレシピです。すごくオイシイです！日本では食べられないと思いますので、ぜひ私たちの大学に食べに来てくださいね！