ENERGY

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最小限で、最大限つくれ。

ポンテップ・チャトピニャコー

Pornthep Chatpinyako

ヤコブジャンセンデザイン(KMUTT)学術 事業開発本部長

2002年〜03年工業デザインプログラムの所長を経て、2004年〜06年キングモンクット工科大学のディレクターを務める。2017年JACOB JENSEN DESIGN(KMUTT) 学術・事業開発本部長に就任。製品、文化、社会との関係だけでなく人間中心のデザインの工業デザインと広範な研究を展開。デザイン会議への招待多数。国内外で特別講義を行っている。

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Life2-1

これはNASAが撮影したタイの夜景です。どれだけのエネルギーが使われているかが一目でわかります。まだ暗いところが多いですが、タイの電力消費量は年々増加していて、今後もさらに増えると予想されています。そこでタイ政府は再生可能エネルギーについての取り組みも行っています。太陽光や風など身近なものからどのようにしてエネルギーを獲得するかの挑戦を積極的に行っています。

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Life2-2

これはENRGY DESIGN HUBを主催するオオニシ氏と共同で行なっているプロジェクトでのワンシーンです。無電化地域にソーラーランタンを届けるプロジェクトを行っているところですが、そこは小さな電気の無い島です。産業も豊かではないのでインフラ設備は充分ではありません。実際に訪問し、交流し、プロダクトを届けてきました。エネルギーについては、話しているだけでなく「実行する」ことが大切です。エネルギー問題についてみんなと学び、新しい世代に理解を深めてもらうことが重要なのです。ただ待っているだけでは、何も起こらないのです。